作業の目的
駐車ブレーキの引きしろ/踏みしろが少ないとブレーキが引きずる可能性があり、効き不良を起こす可能性がある。これを防止するために点検を行う。
パーキング・ブレーキ・レバー仕様車
- ブレーキ・ペダルを数回踏み込む
- パーキング・ブレーキ・レバーを2〜3回操作する
- パーキング・ブレーキ・レバーの先端から50mmの位置を98Nでゆっくり引き、作動音を数える
※レバーの引きしろ標準値は下図を参照すること
引きしろ基準値
- デミオ
- 2〜3
- アクセラ
- 3〜4
- アテンザ
- 2〜3
- CX-3
- 2〜3
- CX-5(KE)
- 2〜3
- CX-5(KF)
- −
- CX-8
- −
- ロードスター
- 2〜3
電動パーキング・ブレーキ(EPB)仕様車
- IG-ON/電源ポジションONでメーター内の対象となる警告灯及びマルチインフォメーションディスプレーが点灯/表示することを確認する(玉切れ点検)OBDの診断の結果確認と兼ねて良い。
- エンジンを始動/電源ポジションREADYにし、EPBを解除し①「電動パーキングブレーキ(EPB)表示灯」②「ブレーキ・コントロール・システム警告灯」が全て、消灯することを確認する
- パーキング・ブレーキ・レバーの先端から50mmの位置を98Nでゆっくり引き、作動音を数える
※レバーの引きしろ標準値は下図を参照すること